1) 地球を1mmとすると
2ちゃんねるの玉石石石混交は言うまでもないところですが、たまに教科書には乗ってないそんな角度からの見方もあったのかと、とても感心するものが混ざっています。
そして、先日の掘り出し物が、
【宇宙の大きさ。地球を1mmとすると】です。
【宇宙の大きさ】地球を1mmとすると | 不思議.net – 5ch(2ch)まとめサイト (world-fusigi.net)
まず地球を1ミリと仮定するというとこから始まっています。
ボールペンで“太字用1ミリ”というのもありますから、ボールペンの先に入っているくらいの球の大きさです。
そうすると、太陽は11センチとなります。11センチの球とは、野球のボールです。
ボールペンの先と野球のボール、この二つを並べると地球と太陽の大きさの違いが実感できます。
今まで「109倍の大きさです」と表現されてただけでした。テレビの意味ない「なんと東京ドーム10個分です」「え~~!!」と同じでした。
ついでに言うとこの尺度で月は、目に見えない大きさです。
そして誰かがさっと計算してくれて、木星、土星、海王星までの距離を換算してくれます。
- 地球から太陽までは11.8m離れている
- 地球から月までは3cm離れている
- 太陽から木星まで 61m
- 太陽から土星まで 112m
- 太陽から海王星まで 354m
これももうちょっと、実感わくようにひと工夫。
電車はひと車両、20メートル。
京浜急行の特急は12両編成、東海道線は15両編成ですから、駅のホームを300mとしましょうか。
まず先頭車両の止まるところに、太陽色に塗った野球のボールを置きます。すると、
地球は、1両目の真ん中に置いた、ボールペンの先。
月は、その横3センチにある見えない点(笑。
木星は、4両目の前方に置いたパチンコ玉、
土星も、6両目の真ん中あたりに置いたパチンコ玉、
海王星にいたっては、ホームの後ろ端に立ってさらに50m先に置いた銀玉鉄砲の玉です。
もう一度繰り返しますけど、そもそもの太陽はあっち、ホームの先頭に置いた野球のボールですからね。 そしてそのホームの途中に、ボールペンの先やらパチンコ玉やらですからね。
太陽系のスケール、少しは、イメージできたでしょうか。宇宙空間は、スカスカです。
2) 光の速さ
そして、このまとめのもうひとつキーワードが、
この地球1ミリの縮尺で行くと、光の速さを秒速2.36センチと計算してくれています。
- ちなみにこのスケールでは光は1秒間に2.36cm進む
- (太陽までの距離) 8分20秒を500秒で計算した!
- おおおお!
時速に直すと、
(秒速2.3cm=0.023m)×3600秒=
82.8m/時速
この縮尺でいくと、光は1車両分を15分かけて進みます。
たとえばホームの先頭から4両目にあるパチンコ玉の木星まで、光は1時間かけて進むことになります。
私たちの知っている一番高速なものである光速が、
ペン先やらパチンコ玉の置いてあるホームの端から端まで(=太陽系の端まで)、3時間くらいで進むというのが宇宙空間です。
光速が宇宙空間の中ではどれほど遅いか、言い方を変えると宇宙とはどれほど広いのか、宇宙は人間の尺度でできていないということを痛感します。
- 今太陽が爆発したとしてそれを目にすることができるのは8分後
- そう考えると光ノロノロしすぎやろ