2024年3月14日(木)

読んだ本の話

旅の途中

1)旅の始まり。

生まれ落ちた”時期”と”場所”が、自分の”個性”とマッチするかしないかを「運」といいます。
人生は、舞台と共演者が大きく影響するからです。

もし信長が大正時代に生まれていたら、イチローが三軒隣の家に生まれていたら、100年語り継がれる人生にはなりませんでした。

旅の途中1

神様目線からすれば、すべての人にベストマッチする時と場所はあるはずなのですが、ほとんどの個性は最大限にはいかされていません。
人生が思ったほどにうまくいかなかったとしても、まあだれもそんなものですということでもあります。

旅の途中2

2)“旅する世界”の世界とは。

それでも、
そもそも我々は「地球に観光」でやってきたのでした。

旅の途中3

観光といえば、ハワイとかヨーロッパを思い浮かべます。

これを「見たことのないものを見に行く楽しみ」と定義して、
さらに「人生のある期間」を旅と当てはめてみると、
 あの町で暮らすということ、アスリートの世界・ア
 ーチストの世界・政治の世界・セレブな世界を覗い
 てみること、あの業界で働いてみること、出会った
 パートナーと新しく始める生活、
これらすべてが旅なのでした。

いうなれば、
日常の「すべてが観光」であり、
人生の「ずっとが観光」なのでした。

旅の途中4

せっかく地球にやって来たのですから、いろんなところに行って、たくさんの人と会って、いろんなものを見てくればいいのです。

「運」と「個性」の関係で、誰もが高いところまで行けるわけではないのですが、それでも気になったところへ行ってみようとすることは大切です。

旅の途中5

後編につづく

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