診療時間 日・祝
10:00~13:00 - -
15:00~19:00 - ~17:00 -

自由診療 Private Practice

保険適用外の診療も承っております

自費の白い歯とは。

健康保険の規則内では、奥歯の最終形はそのまま金属を詰めたりかぶせたりします。前歯の場合のみ、外から見える部分にレジンというプラスチックを貼り付けることとなっています。

これでも十分なのですが、技術の進歩により、もうワンランク上の治療ができるようになりました。

保険規則以外の場合は、セラミック(陶材)を使って歯を作ります。
細かなグラデーションの表現や品質の安定性は、レジンは陶材にかないません。

プラスチックのお茶碗と瀬戸物の茶碗を、思い浮かべてみてください。
割れるとことを考慮するとプラスチックでしたが、最近の瀬戸物の強度は格段と上がり、本来もつ風合いの豊かさや、使い込んでいったときの黄ばみなどを考慮すると、瀬戸物のほうが断然多く選ばれるようになりました。

さらに、お口の中は、右側の歯に髪の毛一本挟まったとしたら左側はもう噛みきれないというミクロの精度が求められるところですが、最近はこれに応えうる陶材対応の超精密工作機器も実用化されています。

オールセラミックの白い歯は、1本10万円かかります。

義歯を入れる場合。

総義歯は、保険診療ではピンク色のレジンというプラスチックでベースを作り、やはり同じ材質の白いレジン歯を並べて作ります。一般的には、これでほとんどの患者さんは日常で使っており、お食事もされています。

これに対して自費診療の義歯は、ベースを金属で作ります。
これで舌の触れる部分の厚みが、2ミリから0.5ミリになるだけなのですが、これが実際に使ってみると、ことのほか快適です。適合もぴったりです。

費用は、上顎・下顎どちらの総入れ歯も25万円です。

部分義歯の場合。

ご自分の歯が何本か残っている場合、保険の義歯は、ご自分の歯にしがみつくようなワイヤーを埋め込んだ、シンプルな義歯を作ります。

これが保険という規則に縛られずに、自由に製作ができるとなると、さまざまなアイデアを取り入れることができます。

ここでも本体に金属を使うと強度があがりますので、薄くできることはもちろんですが、もうひとつ外形の自由度も違ってきて、スマートな外形が可能となります。

また最近になって、繰り返し広げたり戻したりしても割れにくいプラスチックが開発されました。このプラスチックの出現により、金属の金具をなくすことができました。このプラスチックも健康保険適用外です。

部分床義歯の費用は、総義歯とは違って、ご自分の歯が残っている状態が十人十色ですので一概には言えないのですが、
上か下のどちらも片顎で、30万円ほどかかります。

どんなに気に入った服や靴や装飾品などよりも、間違いなく必ず毎日、身に着けて使う日用品です。お体のために、より快適さを求めることはいいことだと思います。