3) もの心つく、この時期の歯ブラシは…
もの心つく、この時期の歯ブラシは、
“虫歯にならないようにする歯ブラシ”と“習慣づけのための歯ブラシ”
とふたつの側面を持ちます。
磨き上げることばかりに夢中にならないで、我が子に歯ブラシの習慣をつけることと思うと、お母さんのお顔も少し違ってきます。
そうすると子供の目からは
「歯ブラシは、お母さんと一緒に遊べて楽しいな」
「夜、歯ブラシすると、そのあとお布団で絵本を読んでもらえるんだ」
「ボク、いっしょうけんめいゴシゴシすると、ほめてもらえるんだ」
なんて見えてきて、子供は歯ブラシが好きになります。
歯磨きをネガティブな面倒なものとしてではなく、楽しいというポジティブなものとして認識されるのが理想です。
生活習慣として身についた三つ子の魂は強靭です。
4) そして、定期的な診査。
それでも、「もうちょっとていねいに歯ブラシしないと、まずいかな」という場面もないわけでもありません。
もし同じ磨き方だったとしても、個人の体質差や食生活や環境はみな違うので、子供によって少し足りなかったりすることもあります。
定期診査のとき、「よく磨けてますよ」とさりげなく褒められたら、楽しく磨こうに重点を置いたままで大丈夫ですし、「もうちょっと頑張りましょうかね~」なんて笑顔で言われてしまったら、虫歯のリスクを減らすことにもう少し注意を払わねばなりません。
まあ歯医者さんで、いろんな事、聞いてみてください。