3) 甘いものの回数、とは。
甘いものと虫歯との関係は、お菓子やジュースを「一日の中で何回、口にしたか」というのが、キーワードとなってきます。
ファミレスで、どんなに大きなイチゴパフェをパクパクと食べても、それ1回をと数えます。不二家のペコちゃんロールをひとりこっそり一気に、恵方巻のように食べても1回、激しいスポーツのあと1リットルのスポーツ飲料を一気飲みしても、それも1回です。
一方小分け袋に入ったキットカット、さくっと一気に食べればもちろん1回ですが、あれを半分に割って昼と夕方に食べると、それを2回と数えるのです。ちっちゃい飴を無意識に1個口に放り込んでも、それも立派に1回です。
たとえば、ペットボトルの500㎖のジュース。
キャップを開けて、ごくごくごくと一気に飲み干せば一回なのですが、最近はふたもよく閉まりますから、ちょっと口にしてふたして冷蔵庫入れて、またちょっとたってから一口飲んで冷蔵庫にしまって、またちょっと経って全部飲み切ったとすれば、それは「甘いものを3回、口にした」というのです。
ダイエットや健康の話はしてませんよ(笑。
あくまでも、虫歯と甘いものの関係のお話です。
甘いものと虫歯とは、食べた総量ではなくて、食べた回数が影響するのです。量と回数の違い、イメージしていただけましたでしょうか?