2021年10月26日(火)

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一眼レフでひとり旅 その1

なぜ一眼レフ?
年に一回、ひとりで旅に出ます。

ひとり旅の難点は、ひと気の少ないところを歩いていると、周りの人間を不審がらせる、不安がらせるというとこでしょうか。



こっちは誰もいない田舎道をひとりで上機嫌で歩いるだけなのですが、如何せんこの人相ですから、ワタシを遠くで見かけた住人たちは、集落中に「注意連絡網を回さなきゃいかん」でしょう。
ワタクシも、悪い事をしに来ているのならばそれでもいいのですがそうではないので、お手数をかけてすいませんという感じです



また海のそばまできて、そりゃワタシだって誰もいない海をひとりで見ていたいときだってあります。
ただひとりでじっと海を見つめていると、だんだん後ろから視線を感じてくるのです。
「あの人、ダイジョウブ?」。
「そっち、行っちゃだめよ」
ご心配かけてすいませんという感じです。


よって、こんな時そんな時、

これ見よがしの一眼レフカメラが、とてもいいアイテムになるのです。



片手に一眼レフカメラを、これ見よがしに持って歩いていると、住人たちは「ああ観光の人ね」と放っておいてもらえるのです。大きなカメラ持っているということで、もしかしたら「お仕事ですか」と、もう一段上の安心感を与えていられるかもしれません。
カメラを横にさえ置いておけば、海もずっと見ていられます。
そういった点では、携帯電話のカメラやコンパクトカメラでは、アイテムとしてのインパクトがちょっと弱いのです。

そして、せっかく重たいおもいをして持っているのですから、
撮ってみることを強くお勧めします。


昔は、一回シャッターを押すと、フイルム代現像代プリント代合わせて50円はかかっていました。二回押すと100円玉がチャリチャリと落ちていくのを想像して、震えながら躊躇しながらシャッター押していました。素人がいい写真を撮れない理由でした。

しかし今は、初期投資さえ終わってしまえばあとはただです。
下手な鉄砲…の弾代がタダなんですから、当たるまで写せばいいのです。躊躇なく数多く、いくらでも押します。ただなんですから。



そして、じゃかじゃかと消します。これをさぼって消しとかないと、だんだんとすべてがゴミ化していきます(笑。

旅から帰ってきて、家でひとり酒を飲みながら、パソコンでいらない写真を消しながらあのときの思いを馳せる、これがまた楽しいのです。
そんなこんなでこんな写真、もういくらでもあります。

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